阪神・藤原オーナーが矢野監督に続投要請 手腕評価「いろんな手を打ってくれている」
阪神・藤原崇起オーナー(69)が18日、甲子園球場で取材に応じ、矢野燿大監督へ16日に来季続投を正式要請したことを明かした。
オーナーは「一昨日、球団の事務所で来季について、来季もお願いしたいというような話をさせていただきました」と明かし、矢野監督の反応については「今皆さんもご承知のようにこういう佳境に入っていますんで。私がこういう話をして、その後のお話はシーズン終わってゆっくりやりましょうと。前向きな空気?そう願っております。そらそうです、と思うから、今皆さんにお話もしているんですけどね」と前向きに捉えた。
契約年数や条件については「シーズンが終わって、いろいろなことが決まってきたらまたお知らせすることになると思う」とし、この時期に続投要請したことについては「ドラフトが早く来ていたりしますしね。シーズンの佳境に入っている時にこんな話はできませんので、私なりにこの時期に話しておこうというところでございます」と説明した。
矢野監督は今年が3年契約の最終年。初年度から3位、2位と順位を上げ、今季は首位を走っている。オーナーは今季の戦いぶりについても「非常に素晴らしい。いろんな選手の状況があったり、他のチームも上がってきたり、いろんな手を打って頑張ってくれている」と矢野監督の手腕を高く評価した。
すでに球団は前半戦終了時に来季続投方針を固めており、その際、藤原オーナーは続投要請の時期に関して、「時期が来ればじっくりやっていきたい」とコメントしていた。