阪神・佐藤輝プロ初欠場 33打席連続無安打 矢野監督「奪い取ればいい」

 1回 空振り三振に倒れベンチに戻る糸井(手前)を見つめるベンチスタートの佐藤輝(左)と矢野監督(右奥)
 9回、四球で一塁に向かう村上(手前)とベンチの佐藤輝(右から2人目)
 打撃練習をする佐藤輝。右奥は矢野監督
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 「阪神0-12ヤクルト」(7日、甲子園球場)

 阪神・佐藤輝が、開幕から105試合目にして初めて試合を欠場した。0-12の惨敗をベンチで見届けた後、一塁線に整列。スタンドのファンに向かって頭を下げ、悔しそうにグラウンドを後にした。

 5点を追う三回1死。梅野の打席時に一度ネクストバッターズサークルに姿を見せたが、最終的に出番は巡ってこなかった。矢野監督は「(起用法は)毎日、考えているけど。奪い取ればいいんじゃないの」と定位置奪還へのアピールを求めた。

 開幕から持ち前の打棒で首位を走る原動力となり、5月には月間MVPを初受賞。交流戦では新人最多記録となる6本塁打を放った。だが、夏場になってバットが湿り始める。7月は月間打率・227で、8月は同・222。8月29日・広島戦から4戦連続でスタメンを外れるなど、苦しい日々が続いていた。

 現在、自己ワーストの12試合33打席連続無安打中。連日のように全体練習前の早出特打に参加し、この日も北川打撃コーチと共に復調のきっかけを探していた。23本塁打はチームトップで、60打点は同2位。16年ぶりのリーグ優勝には佐藤輝の力が必要だ。シーズンは残り38試合。チームも、ファンも、怪物の目覚めを待っている。

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