阪神・伊藤将 セ界制覇へ意欲 新人では13年藤浪以来 8日ヤクルト戦先発

 練習中、笑顔を見せる伊藤将
 キャッチボールする伊藤将
 投内連係でマウンドを駆け下りる伊藤将
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 8日・ヤクルト戦に先発予定の阪神・伊藤将司投手(25)が6日、甲子園での投手指名練習に参加。新人では13年・藤浪以来となるセ・リーグ5球団勝利へ意欲を燃やした。

 「晋太郎(藤浪)さん以来となるのはすごくうれしいことなので、勝てるようにしっかり準備していきたい」。すでに巨人、DeNA、広島、中日から白星を挙げており、ツバメ狩りで“セ界制覇”を狙う。

 右腕を高々と掲げる独特な投球フォームを持つ左腕は初対戦にめっぽう強い。ソフトバンク、西武、楽天と対した交流戦を含め、初顔合わせとなった7試合で4勝2敗、防御率1・74。1日・中日戦も7回1失点と快投し、金村投手コーチは「前回もそうですが、ヤクルト戦は初登板なので相手も対応は難しくなるのかなと思う」と背中を押した。

 ここまで7勝(6敗)を挙げ、8勝目となれば球団新人左腕では86年・遠山以来。「残り試合も少ないので、低めに集める自分のピッチングに集中したい」と伊藤将。最後までローテを守り抜く。

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