阪神の西勇はまたも通算100勝ならず 6度目挑戦も6回3失点で降板「悔しいです」
「広島-阪神」(27日、マツダスタジアム)
プロ通算100勝に王手をかける阪神・西勇が先発し、6回7安打3失点で降板した。
2点リードの三回にサンズの失策でリズムを崩し、2死一塁から西川に左翼線へ適時二塁打を献上。四回には先頭の鈴木誠に右中間フェンス直撃の二塁打を許し、坂倉に同点の右前適時打を浴びた。
さらに、続く菊池涼に勝ち越しの中越え適時二塁打。自身2度目のマルチ安打とバットで意地を見せたが、本職の投球では粘り切れなかった。大粒の汗を流しながら、110球でマウンドを降りた。
通算99勝目を挙げた後、6月25日・DeNA戦から自己ワーストタイの5連敗中。“6度目の正直”で臨んだ一戦だったが、また白星はつかめなかった。
試合後には球団を通じて「ここ最近の登板の中では修正して投げることができました。ただ、先発としてリードを許した展開でマウンドを降りてしまい悔しいです」とコメントした。
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