阪神・村上 鯉斬り初星だ!5失点KOから3カ月、28日プロ2度目先発で進化見せる

 キャッチボールする村上
 笑顔を見せ練習する村上(撮影・山口登)
ダッシュする阪神・村上頌樹=甲子園(撮影・山口登)
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 阪神のドラフト5位ルーキー・村上頌樹投手(23)=東洋大=が23日、甲子園の室内練習場で行われた投手指名練習に参加。プロ初勝利を目指す28日・広島戦(マツダ)に向けて調整した。

 プロ初先発となった5月30日・西武戦(メット)で三回途中5失点KOとプロの厳しさを味わってから、約3カ月。村上は「今はファームの打者に対して、自信を持って投げることができている」と明かした。

 ウエスタンでリーグトップの7勝を挙げるまでに成長。20日の同ソフトバンク戦ではプロ最長の8回を2失点と好投した。「チャンスをもらえるっていうのを信じて、2軍でずっと頑張ってきた」と新人右腕。降格後は8試合に先発し、防御率2・64と抜群の安定感を誇る。

 この日は配球面で助言をもらったこともある“師匠”秋山とキャッチボール。「制球が良すぎて、精密機械だな」と目を丸くした村上。22日・中日戦で9勝目を挙げた先輩右腕の実力を改めて実感することができたという。

 現在、甲子園球場では夏の選手権大会が開催されており、母校・智弁学園も3回戦に進出している。「自分も負けずに、初勝利を求めてやっていきたい」。敵地・広島で今度こそ、大きな1勝目をつかんでみせる。

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