阪神・佐藤輝 汚名返上の“輝レーザー” セ単独2位の6補殺

 7回、ビシエドの右前打を捕球した佐藤輝は二塁へ好送球
 7回、右前打を放ったビシエド(下)が二塁を狙うも、右翼手・佐藤輝の好送球でアウトとなる。遊撃手は中野
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 「阪神2-0中日」(22日、バンテリンドーム)

 汚名返上の“輝レーザー”で、阪神・佐藤輝がピンチの芽を摘んだ。

 2点リードの七回だった。先頭のビシエドのライナー性の打球が二塁・木浪のグラブをはじき、勢いを失った打球は右前へ転々。これを見たビシエドは二塁進塁を試みた。

 佐藤輝はダッシュで前進し、素手で打球をキャッチ。二塁へ矢のような送球を投じ、間一髪でアウトとした。リーグ単独2位となる6個目の補殺。マウンド上の秋山も両手を突き上げてたたえた。

 21日・中日戦は四回無死で堂上の右前打を後逸し、二塁進塁を許してしまう拙守があった。今季3失策目に、矢野監督からも「アイツ自身が反省しないといけない」と厳しく指摘されていた。一夜明け、ミスを取り返す好返球でチームの勝利に貢献した。

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