阪神 前半ラストは惜敗で2カード連続負け越し 八回、満塁逆転機も“あと1本”出ず

8回、ベンチでバットを叩きつけ悔しがる佐藤輝=甲子園(撮影・飯室逸平)
8回、佐藤輝(8)が空振り三振に倒れ、選手交代のためベンチを出る矢野監督(右)=甲子園(撮影・飯室逸平)
4回、大和の打球にグラブを出すも安打を許すガンケル=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神3-4DeNA」(14日、甲子園球場)

 セ・リーグ首位の阪神が前半戦ラストゲームを勝利で飾れず、2カード連続の負け越しが決まった。48勝33敗3分けの貯金15。リーグ戦再開後から失速し、立て直せなかった。

 開幕から無傷の6連勝を誇っていた先発・ガンケルが5回7安打3失点で今季初黒星を喫した。二回に桑原の右前2点適時打で先制されると、四回には投手の今永に中前適時打を献上。八回に救援登板したセットアッパー・岩崎が宮崎に一発を浴び、突き放された。

 攻撃陣は2点を追う三回に近本が6月13日・楽天戦(楽天生命)以来、24試合ぶりとなる6号ソロを放った。八回に糸原の中前適時打とサンズの押し出し四球で1点差に迫ったが、2死満塁からドラフト1位・佐藤輝(近大)が空振り三振。これでシーズン121三振となり、99年の福留孝介(中日)の新人最多三振記録に並んだ。

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