阪神・秋山が5年ぶりリリーフ登板で甲子園どよめく 通算8試合目中継ぎで2回無失点

6回から2番手で力投する秋山=甲子園(撮影・飯室逸平)
6回から2番手として登板する秋山=甲子園球場(撮影・吉澤敬太)
5回、選手交代を告げる矢野監督=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-DeNA」(14日、甲子園球場)

 阪神・秋山拓巳投手(30)が2点ビハインドの六回から2番手としてマウンドに上がり、今季14試合目の登板で初めて中継ぎを務めることとなったが、2回1安打無失点と起用に応えた。

 「ピッチャー、秋山」

 投手交代のコールに甲子園もどよめいた。2016年8月26日・ヤクルト戦以来に約5年ぶりに救援登板、プロ通算では8試合目。9日・巨人戦から中4日でマウンドに上がった。慣れない働き場でも、長年の経験力が勝る。

 先頭の大和、伊藤光を連続で中飛に。今永には中前打を許したが、続く桑原を空振り三振に仕留めて見せた。

 回またぎも問題ない。七回先頭・森の遊飛は中野が必死のダイビングキャッチでつかみ、マウンド上の秋山もグラブをポンポンと叩いた。この流れに乗って後続を難なく抑え、三者凡退に仕留めた。

 ガンケル-秋山のカードを切るなど、前半戦ラストゲームで総力戦の阪神。秋山の奮投に呼応するように、打線も意地を見せたいところだ。

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