阪神・ガンケル 6回3失点で降板 四回に連打で勝ち越し許す 今季初黒星の可能性も
「ヤクルト-阪神」(8日、神宮球場)
開幕7連勝を狙う阪神のジョー・ガンケル投手(29)が6回を投げ6安打3失点で降板。序盤は好投を続けていたが、四回に甘い球を次々と打たれたことが痛かった。
先頭の青木に中前への二塁打で出塁を許したガンケル。続く山田に初球の141キロ直球を狙い打たれ、打球は深々と右中間を破った。なんとか1点で食い止めたいところだったが、続く村上に甘く入ったスプリットを完璧に弾き返され、右翼フェンス直撃の同点適時二塁打を許した。
同点でなおも1死二塁から吉田大成に中前へのポテンヒットを打たれ、二走・村上が本塁に生還。勝ち越されてしまった。
制球力が持ち味の右腕だが、五回以降も細かなコントロールの部分に苦しむ姿が見られた。雨が降りしきる中でもあり、マウンドの土を気にする仕草も見られたが、なんとかしのいでみせた。
1点を追う七回1死一塁の打席で糸井が代打に送られ、交代となったガンケル。後続が倒れただけに、このまま敗戦すれば今季初黒星が刻まれる可能性がある。
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