阪神 移籍後初登板の二保の評価は?矢野監督は先発でも中継ぎでも「力になってくれる」

 5回を投げきり、ほえる二保(撮影・金田祐二)
 粘りの投球を見せる二保(撮影・金田祐二)
 1回、山田に勝ち越し3ランを浴びる二保(撮影・飯室逸平)
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 「ヤクルト6-4阪神」(7日、神宮球場)

 ソフトバンクから交換トレードで加入した阪神の先発・二保は、移籍後初登板初先発で白星をつかむことができなかった。5回を4安打4失点で降板。89球を粘り強く投げ抜いたが、精彩を欠くなど課題を残し、矢野監督は次回登板について「まあ、ただ(五輪期間で)ブレークが入るからね」と、明言を避けた。

 ヤクルト打線に立ち上がりを攻められた。2点リードの初回。先頭の塩見に左前打、青木に四球を与えて無死一、二塁のピンチを背負った。ここで山田と対峙(たいじ)。カウント1-2からカーブが甘く入り、左翼席へ逆転の3ランを被弾した。さらに4番・村上には、左中間を破る二塁打を放たれると、1死三塁からは中村に中前適時打。この回、一挙4安打で4失点を献上した。

 それでも、二回以降は4イニング連続で無安打無失点。ツーシームを軸にして相手に的を絞らせず。虎初勝利はお預けとなったが、最低限の役割は果たした。

 矢野監督は「今日は俺の中では状態自体はよくなかったと思う。立ち上がりに入っていった中でコンコンとやられたけど、本当に三回以降くらいかな、まだ打席が回ってこなければいこうとは思っていたんだけど、まあ、打席が回ってきたんで。粘りも感じたし、球種はいろいろあるんでね、他のけん制やフィールディングやいろんなこともできることも多いんで。まあ、先発でも、中(中継ぎ)に入るとしても、力になってくれるんじゃないかと思うけどね」と評価した。

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