阪神・佐藤輝が6戦ぶり適時打 矢野監督は「ああいう風にタイムリーを」
「ヤクルト1-5阪神」(6日、神宮球場)
阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が6試合ぶりの打点&適時打を放ち、チームの勝利に貢献した。
ハイライトは1点リードの四回1死一、二塁。田口が初球に投じた直球を積極果敢にフルスイング。打球は低い弾道を描きながらも、右中間方向へ一直線。そのままフェンスに当たり、適時二塁打となった。6月29日・ヤクルト戦以来(甲子園)に打点を挙げた形だ。
「点が欲しい場面だったので、打てて良かったです」
4日・広島戦ではプロ野球タイ記録の1試合5三振を喫したが、この日はその悔しさをバットで取り返した。試合前には矢野監督らに打撃指導を受けながら、修正を図った佐藤輝。「しっかり切り替えて新しい試合に向けて。試合前とかも練習して、それが結果に出て良かったです」と納得の表情を浮かべた。
あともう少しで本塁打という大飛球だった。矢野監督は「ちょっと詰まっているからね」と苦笑いしつつ「アイツも悔しい思いをしてここに来ているし。もちろんランナーがおらん時も打ってほしいけどね。ああいうランナーを置いてホームランをもちろん打ってほいしいけど、ああいう風にタイムリーを。勝負強いバッターになっていってもらいたいと思います」とさらなる成長を期待していた。
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