阪神・平田2軍監督 ロハスの来日初4安打に「かっぱえびせん。山本リンダ」と平田節炸裂
「ウエスタン、広島7-9阪神」(30日、由宇球場)
阪神は広島に逆転勝ち。先発・牧は4回7失点と崩れたが、中継ぎは無失点リレーだった。
打線はロハスが来日初の4安打。井上が5号同点ソロ。島田が勝ち越しの2点適時三塁打を記録した。平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-中継ぎが踏ん張って打線が逆転した。
「今年な、試合数が半分過ぎたけど、最後まで諦めずに、ベストゲームだね。牧は打たれたけど、打たれんのはええねん。まだまだ力不足なんで、今日で5試合目か。そこで、フォアボールでどうのこうのじゃなく、打たれてまだまだ力不足だと思ってくれれば。逃げてどうのじゃないのでね。丈一郎(牧)なんかは、これを糧に、もっともっと努力せなあかんな」
-牧は打たれた中でも気迫を感じた。
「5点取られた後、『この回、腕を振ってビシッと抑えてみろ』って言って。(三回は)堂林、クロン、木下の3人を抑えた。四回は点を取られたけど、それは分かって出してるんだから。何とかね、育成から支配下にというところで、本人も意識して、こうやって打たれるのは勉強せなあかん」
-ロハスが来日初の4安打。
「う~ん。やめられない、止まらない、かっぱえびせん。久しぶりのかっぱえびせんだな。どうにも止まらない。山本リンダだよ。どうにも止まらない。やめられない、止まらない、かっぱえびせん」
-ロハスは低めの見極めができている。
「ホームラン狙いや大振りじゃないから。そういったところで、コンパクトに。状態が非常にいいし、また打球が上がれば大きいのも出るけど。今は、大振りしてどうのじゃない。荒いバッティングしがちだけど、そういうところが今はないしね。非常に謙虚に野球やって、スチールも今日もスタートをするし、レフトでポロリンチョンだけ一つあったけど、それはまあ問題ない」
-今日で帰阪するのか。
「この前の筑後と一緒のように、エドワーズが今日で上がるんで、一緒に帰す。だから、最後まで出そうと思ったんだけど、九回まで出そうと思ったら、七回に海吏(島田)が(代走で)いったから。流れって面白いもんだね。そしたら、海吏が打つ。ロハスの流れっていうのが、島田まで流れを作ってくれるんだなと思ったよ」
-井上にも豪快な一発が出た。
「いや~、広大は久しぶりだな。これで、打球が上がって。それもだけど、初回のね、サードで刺したやつ。やはり、彼の捕殺というか、これが非常にレベルが上がってきてるからね。捕殺というのも、今日の試合のポイントだし。初回はあれがなかったら、牧はもっとボロボロだったかもしれないし。犠牲フライとヒットも出て、こうやって結果を。今は本人は中堅クラスがいっぱいいる中で、早く4番を取りたいと(思ってるはず)。まだまだやって今日は言ったけど。あんな、ホームラン一本じゃって。ただ、センターのバックスクリーンへ飛び込んだ。中崎からでしょ、これは値打ちあるよ。これをきっかけに、積極的に、アグレッシブに振っていかなきゃ。いい結果出てる時は振ってるもん。それはタイミングが合うからよ。受け身や合わない時はよう振らん。なんで振らんのやってなるやん。そういったところを今はしっかりとまだ2年目だし、甘やかさない」
-スタメン復帰後、気迫を感じるのでは。
「あるね。1戦目といい、表情も引き締まってきとる。表情がやっぱり、故障して、4番を外されて、そういう表情がね、引き締まってきてる。人間危機感を持たせなきゃダメだなと思うわ」
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