阪神 FISで独走や!V方程式決定 矢野監督が藤浪セットアッパー継続明言

 阪神は16日、リーグ戦再開へ向けて全体練習を再開した。矢野燿大監督(52)は、中継ぎに配置転換した藤浪のセットアッパー起用を継続すると明言。七回は藤浪、八回はこの日蓄積疲労からチームに合流した岩崎が基本線となる。18日からは2位巨人と3連戦(甲子園)。守護神・スアレスと合わせた「FIS」で独走態勢を築く。

 リーグ戦が再開してもセットアッパー・藤浪は継続だ。再調整していた岩崎がこの日、12日ぶりに1軍へ合流。左腕不在の間、奮闘していた藤浪について、矢野監督は「そのまま、やっていこうと思ってます」とリリーフ起用を明言した。

 「基本的には優(岩崎)が八回に行くというのが基本的な感じになるとは思うんだけど。それも状態とか場面とかで(藤浪と岩崎を入れ替えることも)ゼロではない」。岩貞や馬場も控える中、2人の状態や相手の打順などを考慮して臨機応変に起用する考えだ。

 交流戦はブルペンに悪夢が相次いだ。開幕から抜群の安定感を誇った岩崎が蓄積疲労で離脱すると、小林も左足首の故障で離脱。その危機を救ったのが藤浪だった。5試合に登板し、1勝0敗3ホールド、防御率1・80。球場の雰囲気を一変させる存在感はやはり別格だ。「与えられた仕事で結果を出したい」と覚悟を決めている。

 ナインの拍手で迎えられた岩崎も巻き返しを誓う。「札幌、仙台で6連勝してくれて、すごく励まされた。球宴、五輪まで1点もやらないぐらいの気持ちでやっていきます」と頼もしすぎる無失点宣言まで飛び出した。守護神・スアレスを加えた盤石リレーで、独走態勢を築きあげる。

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