阪神 野村克也氏の追悼試合6・29ヤクルト戦で開催 矢野監督「喜んでもらいたい」
阪神は7日、「元阪神タイガース監督 野村克也氏追悼試合」を6月29日・ヤクルト戦(甲子園)に開催すると発表した。雨天中止の場合は7月14日・DeNA戦(甲子園)で実施する。
当日は追悼セレモニーがあり、試合前に場内ビジョンで追悼映像を放映し、黙とうをささげる。両球団の球団旗は半旗にして試合を行う。
また、ミズノスクエアでは野村克也氏の肖像パネル、阪神時代に背負った73番と82番のユニホームをモチーフにしたバナーを掲出する。イニング間のビジョンと球場外周のメモリアルウオールでは野村氏と縁のある阪神OBとの当時の写真と共に「私の野村ノート」をテーマに野村氏から感銘を受けた言葉を掲載する。
矢野監督は「チームにとっていいこと。プロ野球界に貢献された方だから。野球界にもたらしたものというのは、とんでもなく大きなものがあるという敬意があってこその試合だと思う」と話し、「俺らがやってる野球で喜んでもらいたい」と恩返しを誓った。
指揮官は野村政権1年目の99年に初めて規定打席に到達し、打率3割をマーク。「野村の考え」を吸収し、正捕手の礎を築いた。