大山、佐藤輝アベック弾も阪神敗戦 14試合連続○●○●のオセロ現象

8回、オリックス・紅林に勝ち越し2ランを浴び、ガックリうなだれる阪神・岩崎=甲子園(撮影・飯室逸平)
2回阪神無死、阪神・佐藤輝は中越えにソロを放つ=甲子園(撮影・山口登)
1回阪神、2死一塁、中越えに6号先制2ランを放つ阪神・大山=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神3-7オリックス」(3日、甲子園球場)

 1勝1敗で迎えた関西ダービー第3ラウンド。序盤からリードしたのは阪神だったが、逆転負け。14試合連続○●のオセロ現象となってしまった。

 岩崎が痛恨の勝ち越し弾を許してしまった。同点の八回。1死一塁から相対した紅林に2ランを浴び、甲子園がため息に包まれた。左腕はマウンド上でガックリとしていた。

 この日は大山、佐藤輝が久々に甲子園で豪快なアーチを突き刺した。0-0の初回2死一塁。まず大山がフルカウントから投じた山崎福の高めチェンジアップをフルスイング。高々と舞い上がった打球は一直線に伸びていき、そのまま中堅右に飛び込んだ。4月29日・中日戦(バンテリン)以来の待望の6号2ランで先制点をもぎ取った。

 ドラフト1位・佐藤輝も負けていない。2点リードの二回先頭。山崎福の100キロカーブをグッと体勢を沈み込ませながら反応。うまくたたいた打球は、甲子園の夜空に舞い上がり、右中間席へ飛び込む14号ソロ。5月2日・広島戦(甲子園)以来となる聖地弾。これが交流戦4本目で、10年に新人時代の巨人・長野(現広島)が記録した新人交流戦最多弾タイに並ぶ一撃だ。大山とのアベック弾は今季2度目。

 先発のアルカンタラは、来日最長の7回を投げ8安打3失点にまとめた。五回に同点に追いつかれたが、その後なんとか流れを渡さまいと粘投を続けた。しかし、助っ人からバトンタッチしたセットアッパーの岩崎が打たれたのは、あまりにも痛い。

 2点ビハインドの九回には3年目右腕の湯浅がプロ初登板。吉田正に左中間2点適時を打たれるなど、ホロ苦デビューとなってしまった。

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