阪神・北條「もう一回チャンスで回ってこい」で2打席連続タイムリー 昇格即活躍

5回、適時打を放つ北條(撮影・高部洋祐)
5回、中前打を放つ近本(撮影・飯室逸平)
5回、北條は適時打を放ち一塁上で笑顔を見せる(撮影・山口登)
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 「阪神-オリックス」(2日、甲子園球場)

 1軍に昇格した阪神・北條が「2番・二塁」で今季初スタメン。先制適時打を放った。

 0-0の三回2死二塁。フルカウントから宮城の150キロ直球に食らいつき、しぶとく三遊間を破った。左翼・吉田正の送球が乱れる間に一気に三塁へ。ベース上で手をたたき、ガッツポーズした。

 2軍戦は11試合の出場で打率・323。アピールに燃えるプロ9年目の背番号26は「チャンスで回ってこい!という気持ちで待っていました。そのチャンスで回ってきて、しっかりランナーをかえすことができて良かったです」と振り返った。

 さらに、五回1死一、二塁のチャンスではチェンジアップを再び三遊間へ。貴重な2点目をたたき出し、一塁ベンチの指揮官も渾身(こんしん)の“矢野ガッツ”を見せた。

 北條は球団を通じて「もう一回チャンスで回ってこい!という気持ちで準備していました。またチャンスの場面で打つことができて良かったです」とコメント。今季初のマルチ安打、2打席連続適時打と気を吐いている。

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