積極的休養の阪神・大山 佐藤輝に「三塁も4番も奪われました」井上ヘッドが明かす

 5回、佐藤輝は満塁本塁打を放ち、大山(左)に迎えられる(撮影・山口登)
 5回、満弾を放った佐藤輝は無観客のライトスタンドを背にゆっくりと三塁へ走る(撮影・田中太一)
 素振りをする大山。左奥は井上コーチ(撮影・田中太一)
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 「阪神7-3広島」(2日、甲子園球場)

 阪神は、初めて「4番・三塁」で出場したドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=の逆転満塁弾などで3連勝を決めた。開幕から4番を張っていた大山悠輔内野手(26)はスタメンから外れたが、試合後、井上一樹ヘッドコーチ(49)が積極的休養だったことを明かした。

 井上ヘッドは「大事に至る前の休養だから。もちろん来週は様子を見ながら」と、開幕からチームを引っ張ってきた大山の欠場について説明した。代わりに「4番・三塁」を任された佐藤輝が5打点の大活躍を見せたが、「(大山が)『三塁も4番も奪われましたわ』って冗談めいて言ってたけど、アイツもそんな気、さらさらないし。でもそこで無理させたことによって離脱ということになるとダメだから、こっちがある意味ストップを掛けた」と話した。

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