阪神 鬼門で打線が沈黙 北川コーチ「つながりを一人一人が自覚して」

 8回、併殺打に倒れるサンズ(撮影・飯室逸平)
4回阪神、2死一、二塁、空振り三振に倒れる阪神・梅野隆太郎=バンテリンドーム(撮影・飯室逸平)
 8回、併殺に倒れたサンズはユニフォームの襟元をかむ(撮影・田中太一)
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 「中日6-1阪神」(28日、バンテリンドーム)

 阪神は打線がつながらず、“鬼門”のバンテリンドームで中日に連敗。この日も適時打が出ず、24日・DeNA戦(甲子園)の六回から28イニング連続で適時打が出ていない。

 4度の得点圏の好機を生かせなかった。唯一の得点は八回無死一、三塁からマルテが放った中犠飛だけ。その後、1死一、三塁と絶好の同点機を演出したが、サンズが遊ゴロ併殺打に倒れた。

 二回2死二塁、四回2死一、二塁の好機では梅野が空振り三振。七回2死一、三塁では代打・糸井が遊ゴロだった。

 北川打撃コーチは「もうつながりしかないと思う。一発一発という個人の技術というよりも、やっぱりチームとして1年間戦っていく中で、やっぱりつながり、打線が切れ目なく攻撃できるっていうのが大事になってくると思う。そこをもう一回、一人一人が自覚して、打線で勝負していきたいなとは思っています」と話した。

 また、先発・勝野には七回途中5安打無得点と抑えられた。「勢いのある真っすぐをしっかり打ち返そうという中で、それを仕留められなかった。低めの変化球、手出しが目立って、相手のリズムになった。カウント不利な形で進めてしまったというのが一番の反省点だと思います」と、攻略できなかった。

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