鬼門突破ならず…阪神 ナゴヤで大野雄先発試合は11戦未勝利の7連敗 佐藤輝一発も

 2回、先制の7号ソロを放ちポーズを決める佐藤輝(撮影・飯室逸平)
 2回、先制となるソロを放ち、一塁へ駆け出す佐藤輝(撮影・北村雅宏)
 先発し力投する大野雄(撮影・飯室逸平)
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 「中日2-1阪神」(27日、バンテリンドーム)

 阪神は投手戦の末、敗れた。連勝は2でストップ。貯金は10となった。西勇と大野雄の投げ合い。西勇は7回7安打2失点の好投だったが大野雄は8回2安打1失点とさらに上を行く投球を披露された。

 先制は阪神だった。二回、ドラフト1位・佐藤輝が二回、2試合連続となる7号先制ソロ。「打ったのはツーシーム。少し甘く入ってきたところを一発で仕留めることができました。良い投手が相手なので、先制点を取ることができて良かったです」と振り返る。

 1966年のドラフト制度以降、新人の3、4月の最多本塁打は2003年の村田修一(横浜=現・巨人1軍野手総合コーチ)の7本で、佐藤輝はこれに並んだ。

 西勇は五回まで2安打無失点の好投。だが六回、根尾、大島の安打などで1死一、三塁とされ京田の犠飛で同点とされた。さらに七回はビシエド、高橋周の連打などで1死一、二塁のピンチを招き、木下拓に決勝左前適時打を浴びた。

 打線は大野雄に対して八回まで佐藤輝の一発と、六回の糸原の中前打による2安打に抑えられた。九回はR・マルティネスの前に0点に終わった。

 これで阪神は大野雄が先発したバンテリンドームでの中日戦は15試合で1勝9敗。13年8月23日の1勝のみで、15年4月15日から11試合白星なしの7連敗。一方で、阪神は今季、佐藤輝が本塁打を放てば、試合前まで6戦6勝の結果を残していたが、その不敗神話は途切れた。

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