藤浪は計5四死球も…無失点で1450日ぶりとなる聖地星の権利得る

 6回、阪神・藤浪晋太郎(中央)は小林慶祐(左から2人目)に一礼しマウンドを降りる=甲子園(撮影・山口登)
 6回、交代を告げられマウンドにしゃがむ阪神・藤浪晋太郎=甲子園(撮影・飯室逸平)
 5回、ヤクルト・西浦直享を左飛に打ち取り、ボールを浮かせる阪神・藤浪晋太郎=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-ヤクルト」(16日、甲子園球場)

 阪神の先発・藤浪は5回2/3を投げ、3安打無失点でマウンドを降りた。自身の1号2ランで2点を先制した直後の六回、先頭・山田への四球、2死後、塩見にこの試合2つ目の死球を献上。2死一、二塁となったところで、矢野監督がベンチを出た。

 立ち上がり2イニングは三者凡退に抑えながらも、右打者の内角に変化球が抜けるシーンが目立っていた右腕。それでも計5四死球を出しながら要所を締め、五回まで無失点に抑えていた。

 藤浪は「最低でも6回は投げ切りたかったですし、序盤から制球が定まらずに苦しい投球になってしまいました。なんとか粘り続けていたのですが、変化球がコントロールできない場面が多かったので、そこを反省して次回の投球につなげたいと思います」とコメントした。

 それでも降板後、後を受けた2番手・小林は内川を空振り三振に仕留めピンチ脱出。藤浪は2017年4月27日DeNA戦以来、1450日ぶりとなる甲子園白星の権利を手にした。

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