阪神・大山&佐藤輝 第1回“OS砲アベック弾” 矢野監督「これで乗っていける」

 1回、大山は、今季1号先制2ランを放ち、笑顔で佐藤輝(右)とタッチを交わす
 1回、左翼席へ今季1号の先制2ランを放つ大山
 4回、佐藤輝は右越えに2ランを放つ
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 「阪神4-0広島」(15日、甲子園球場)

 何とも夢のある競演が実現した。阪神・大山、佐藤輝の記念すべき第1回の“OS砲アベック弾”。生え抜き主砲2人の一発に矢野監督も目尻を下げる。

 「悠輔も、やっと1本出たんでね。ほんとうれしそうにベースを回っている姿も印象的。これで乗っていってくれると思う」と、まずは大山の今季1号に一安心。佐藤輝のバックスクリーン弾には「テルのホームランの基本の方向。飛距離も本当にテルらしく、夢のあるホームランだった」と喜んだ。

 V9を達成するなど巨人の黄金期を支えた王、長嶋の“ON砲”。史上最多106回のアベック弾を放った伝説のコンビに負けじと、阪神の若き主砲2人がチームを勝利に導くアーチを描いていく。

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