阪神・平田2軍監督 7回3失点のチェンに苦言「同じバッターに3本…止めてほしい」

6回、逆点を許しベンチに戻るチェン(撮影・山口登)
6回、勝ち越しを許すチェン(撮影・山口登)
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 「ウエスタン、オリックス3-1阪神」(13日、京セラドーム大阪)

 阪神はオリックスに接戦の末、敗れた。

 先発のチェンは7回6安打3失点。最低限の仕事は果たしたが、六回に3失点し、粘ることができなかった。

 打線は小野寺が適時打を含む、マルチ安打を記録。高山に18打席ぶりの安打が出た。平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -先発のチェンは試合を作った。

 「五回までは良かったけど。来田に3本かな。同じバッターに3本打たれたというところで、あそこで何とか止めてほしい、3回り目。でちょっと甘くなったのかな。そこだけだと思う。7回も良かったし、悪くないんだけど。その辺の踏ん張りどころでもう一つ。コントロールというかね。全体的に悪くない」

 -本人は「真っすぐが今までで一番良かった」と話していた。

 「京セラドーム投げやすいということもあって悪くないんだよ、全然。6回の3点取られたところだけが、ちょっとヒットが続いて。来田に3本でしょ。そこだけだな」

 -高山選手が久しぶりに安打が出た。

 「後が悪いわ。1本打ったくらいで。でもちょっと感じは良くなってきているんでね、これからは上がるしかないし、1打席目に出たらポンポンと2、3本出ないといけないところだけど、その辺がまだ。タイミングの取りをゆったりしろという話もしたんだけど。最後のセカンドゴロも感じは悪くないんだけど、もう一息、二息やな。まだまだ」

 -井上も1本出たが、もう少しか。

 「ちっちゃくなるなと。三振を怖がって当てに行くようだったらだめだよという話を。三振していいから、相手が怖がるくらいの、三振しな。当てに行ってセカンドゴロとか、そういうことだけはするなっていう話をこの前の練習でも。ちょっと小さくなってたんでその辺を、今日はゆったり大きく構えて打ってたんで、そのうち大きいのも出ると思うわ」

 -小野寺が打率・354と好調を維持。

 「アウトの内容もずっといい。非常にアウトの内容も良いし、スチールも仕掛けたりしてるし、凡打の内容も非常に良くなってきてるしね。この前ノーヒットだったけど、今日からまた新しく。やっぱりああいう1本目、ボテボテのあれがヒットになるとまた気分が良くなるし」

 -支配下登録へアピールを続けている。

 「そういう意味でもハングリーにやってるしな、そこはそういう目標があるんで、今のままがむしゃらに食らいついていってくれれば、ほかの選手にもいい刺激になるし」

 -熊谷が1軍から試合に出場した。

 「(1軍戦)中止決まってね、こうやってライトもセカンドも守れて、打席も3打席立てたし。どんどんどんどんこういうのウェルカム。本人がやっぱり出たいというあれが、打席立ちたいとか、ライトの守備。途中からセカンドになったけど、セカンドも1軍で守らなきゃいけないし。こういうのも積極的に来て、ゲーム勘を、打席に立ちたいという気持ちが出てきてるよ。今年のキャンプからずっとそういう姿勢が続いてる」

 -今回も本人の希望で試合に来たのか。

 「そうじゃない?それでないとこんな試合の途中に来ない」

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