阪神・藤浪は7回2失点 勝ち投手の権利持って降板 3度目先発で初勝利なるか

 5回、雨の中、力投する藤浪(撮影・西岡正)
 7回、関根に2ランを許す藤浪(撮影・高石航平)
 4回、送りバントを決める藤浪(撮影・西岡正)
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 「DeNA-阪神」(9日、横浜スタジアム)

 今季3度目の登板となった阪神の先発・藤浪は今季最長の7回を4安打2失点で降板した。

 序盤は制球に苦しみながらも、要所を切り抜けてゲームメークした。直球の最速は155キロ。味方の大量援護も受け、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 初回は制球に苦しんだ。3点のリードをもらった初回。先頭の関根への4球目は、三塁側へ大きく外れる大暴投。そのまま四球で歩かせた。1死から牧にも四球を与えるなど2死二、三塁。しかし、4番・佐野は154キロ直球で二ゴロ、宮崎は空振り三振に斬って無失点で切り抜けた。

 最大のピンチは三回。先頭・浜口に四球を与えると、続く関根に左前打を許す。犠打と四球で1死満塁でクリーンアップを迎えた。だが、4番・佐野を152キロ直球で右飛に打ち取ると、宮崎も152キロ直球で見逃し三振に仕留めて窮地を脱した。

 四回以降はセットポジションに変更。投球は徐々に安定した。四、五回は三者凡退。六回まで無失点で終えた。ただ、100球を超えた七回は、2死1塁から関根に初球の高め直球を捉えられ、右翼席への2ランを浴びた。続く柴田にも右前打を許したが、最後は牧を二ゴロに打ち取り、121球でマウンドを降りた。

 八回からは加治屋が登板した。

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