阪神・藤浪、最速158キロで元同僚・福留斬り 6回1失点で勝利投手の権利得て降板
「阪神-中日」(2日、京セラドーム大阪)
阪神・藤浪が昨季まで阪神に在籍した中日・福留と初対決し、見逃し三振を奪った。2点リードの六回2死一塁で福留が代打で登場。ファンは拍手、京セラドームが異様なムードの中、カウント2-2から、この日最速の158キロ直球を内角低めへズドン。ベテランのバットは動かず、見逃し三振となった。
福留は古巣・中日に復帰する際、対戦したい投手に藤浪の名前を挙げていた。
藤浪はこの回限りで降板。今季2度目の登板は6回7安打1失点。6三振2四球と制球も安定し球数は99球だった。
降板後は広報を通して「苦しい場面が多く、きれいなピッチングとはいきませんでしたが、何とか粘ることができて良かったです。あと1イニングは投げてリリーフの方へバトンを渡したかったですが、そこを課題点として次も頑張りたいと思います」とコメントを寄せた。