阪神2軍・及川が5回2安打無失点 公式戦自己最多の7奪三振

 「ウエスタン、中日-阪神」(27日、ナゴヤ球場)

 先発した阪神の及川雅貴投手(19)は5回2安打無失点。公式戦自己最多となる7つの三振を奪う快投で、中日打線を手玉に取った。

 初回は三者凡退に抑える上々の立ち上がり。先頭・伊藤をスライダーで二ゴロに仕留めると、三好は見逃し、石垣は空振りで連続三振を奪った。

 二回の先頭・福田もスライダーで見逃し三振に斬り、3者連続三振。続く藤井に右翼線二塁打を浴びたが、難なく後続を打ち取った。

 三回はこの日、初めて先頭打者を出塁させる。さらに1死から四球を与え、一、二塁のピンチ。ただ、ここから三好、石垣に対してスライダーを決め球に連続で空振り三振に斬った。

 四回も先頭を四球で出すが、藤井を投ゴロ併殺打。堂上からは空振り三振を奪った。五回は10球で三者凡退。2死からはこの日、7つ目となる三振を土田から取った。

 昨季の公式戦最多奪三振は3つ。シーズンを通しても11奪三振だったが、今季公式戦初登板で見事な奪三振ショーを見せた。

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