阪神・秋山が2軍戦で調整登板 5回1失点と上々の内容

3回、勝俣(右)に先制弾を浴びた秋山(代表撮影)
先発し、5回1失点の秋山(代表撮影)
先発し、5回1失点の秋山拓巳(代表撮影)
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 「教育リーグ、阪神-オリックス」(9日、鳴尾浜球場)

 開幕ローテ入りが濃厚となっている阪神・秋山拓巳投手が先発し、5回3安打1失点。4者連続三振を含む6奪三振は全て見逃しで奪うなど、持ち味の制球力を存分に発揮した。

 初回は上々の立ち上がり。先頭・福田を左飛に斬ると、大城、元を直球で2者連続で見逃し三振に抑える。

 さらに、二回の先頭・来田も138キロ内角直球で見逃し三振。5番・佐野如も137キロ速球で見逃し三振とし、4者連続で真っすぐで見逃し三振を奪った。6番・若月は遊ゴロで走者すら許さない。

 三回は打たせて取る投球で簡単に2死としたが、9番・勝俣に甘く入った直球を捉えられた。打球は右翼フェンスを越えるソロに。初めて許した安打が本塁打となり、先制点を与えた。ただ、その後は崩れることなく福田を見逃し三振とした。

 四回も元を直球で見逃し三振に斬るなど、三者凡退。ただ、五回に無死から安打と二塁打で二、三塁のピンチを招く。ただ、ここで粘るのが秋山の真骨頂。宗を二ゴロ、西村を右飛で2死とする。勝俣に四球を与え、2死満塁としたが、最後は福田を左邪飛に抑えた。

 この回で降板。1点は許したものの、上々の投球内容だった。この日の登板に向けて「信頼されるような投球をしたい」と話していたが、さすがの投球を披露した。

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