阪神・近本インタビュー 新打撃フォーム挑戦、昨季のままなら「ある程度」止まり
阪神の近本光司外野手(26)が、3年目にかける思いを熱く語った。過去の自分を「超える」ことを意識し、目標とする最多安打に向けて、キャンプでは打撃面で新たな挑戦をしていたことを明かした。選手会長として迎える今シーズン。16年ぶりのリーグ制覇を目指し、さらなるレベルアップを図ってチームの原動力として躍動することを誓った。その1。
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-3年目のキャンプはどのように過ごした。
「体の使い方だったり、試してみたかったことはだいぶできました」
-レギュラー争いという立場から抜け出し、試してみたいことに時間を使えた。
「1、2年目は結果だったり、評価を求めないといけなかった。もちろん、今でも結果があるに越したことはないですけど。それよりも内容だったり、バッティングの本質を考えていかないといけないので。シーズンで結果を残すためのキャンプなので、考える時間は大事なのかなと思っていました」
-状態を上げていくためのペース配分も考えながら。
「そこまではまだ分からないですね。(実戦で)常に打てるに越したことはないですけど。考える時間はキャンプしかないので、そういうのを考えるのは楽しいですね。シーズンが始まってしまうと結果が全てなんで。今しか研究ができないので、キャンプの期間はとっても楽しいですね」
-打撃に関して、オフから取り組んできたことは?
「打撃の部分で、ボールに対してのバットの入れ方だったり、足の使い方に取り組んでいます。キャンプでは、バットの出し方は悪くないんですけどボールの捉え方が良くなかったので、これから映像を見て少しずつ修正していこうと思っています」
-去年から変えた部分は?
「バットの入れ方やボールに対しての捉え方です。自分の中でいい感じだなと思うんですけど、捉えるときにボールが滑ってしまっている。そういうところが今の課題になっています」
-昨シーズン後半には何かをつかんだと言っていたが、なぜ、今年も新たなことに取り組んでいるのか?
「去年のままいっても、ある程度しかできないというのがあるので。そこから、さらにレベルアップを図らないといけないと思ったので変えました」
-新たな打撃フォームに挑戦する中、キャンプ中の実戦では17打席を終えて安打が出ていなかった。
「結果は最悪ですし、内容もあまり良くなかったです。タイミングとか、感覚ではないことは分かっていました。バットの入れ方をこういう(内からという)感じで入れていたんですけど、体に近いところでボールを捉えてしまっていた。もう少し前でボールを捉えたいんです。ポイントが手前だとバットが返っていないので、捉えられてないです」
-バットの出し方はできているが、求めているポイントでボールを捉えられていなかった。
「求めているポイントで捉えられれば、打球は今までよりも強くなりますね。正直、それが合っているのかも分からないですけど」
-昨シーズンは開幕直後から不調だったが、最終的には打率・293まで盛り返した。3割に対して意識は。
「そこまで打率にはこだわりないですね。打率よりも安打です。大事なのはヒットの積み重ねだと思います。どれだけ安打を打てるか。(リーグで)一番、打ちたいですね」
