阪神2軍・平田2軍監督 望月は「キャンプの最初より良かった」

 「阪神2軍春季キャンプ」(26日、安芸)

 阪神の平田2軍監督が、右中指を痛めていた望月の問題なしを強調した。望月は2日連続でブルペン入り。直球に加え、カットボールやカーブも交えながら50球を投げた。

 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -明日(27日の練習試合・四国ILp香川戦)は及川が先発。何を求めるか。

 「この前(20日の練習試合・2軍西武戦)も4回、山川とかと対戦して良い経験したんでね。右打者の内角の直球の質、スライダーは良かった。5番の渡部から三振とった球なんか良かったんで。今はそう言った意味で直球もスライダーも精度が良くなってきてるからね。それを明日出してくれれば良い。テンポも良くなってるし、良い感じできている」

 -望月も順調に回復している。

 「昨日も66球。昨日は見れなくて、感じは良かったですって指も見せてくれたけど、今日もキャンプの最初より良かった。球のかかりといい、直球の質も良かったからね。日曜日くらい投げるんじゃないの?」

 -ブルペンではカットボールを練習していた。

 「左打者のカットも良かったしね、カーブも上手く。去年のフェニックスは変化球が課題ということで取り組んでたけど、ちょっと調子戻ってきてるね、楽しみや」

 -高寺は明日の試合に出るのか。

 「11人しかいないからね。この前の西武戦みたいに後からになるのよ。11人しかいないから先に出て交代というわけにはいかないんだよ。この前はそれでも3打席まわってきたし、明日も後からになるけど」

 -前回の西武戦では左翼線安打もあった。

 「西武のドラフト2位の子(佐々木健)いいね。NTT東日本か。直球速いなと思ったら、コーンってレフト線打ったから。大したもんだよ。良い球投げるもん、ドラフト2位の子。うちも狙ってたらしいよ」

 -板山や熊谷も結果を残している

「いやぁ、すごいなぁ。江越はホームラン打ったりして、あのぐらい打ちよるけど。3月に呼ばれた時に勝負できるように、ノーステップからすり足みたいに変えたりして。最後の実践で仕上げになるわね。これで3月、1軍にもし呼ばれた時に、そういう姿を出す江越なんかは仕上げ、披露するところだな。板山と熊谷は言うことないわ、練習の時から。姿勢といい、バットの出とか実戦の内容も含めて」

 -リハビリ組が帰阪。中田らの状態はどうか。

 「だいぶふくらはぎ良くなってたよ。思ったより軽かったんで安心してる。ただ、ふくらはぎなんで向こう寒いから無理しちゃダメだよって話をした。やっぱりシーズン入ったら1軍で必要となる一人なんでね。ぜったい無理しないように。やっぱり冷えるやん?全然違うねんこっちとさ」

 -高寺はケガなくここまできた。

 「まあ、まだ3日間あるからよく頑張ったとはまだ言わない。百里の道も九十九里を行って半ばとする。あと一里だと思うと気の緩みが出るからね。そこは最後の最後までね、気を緩めさせたらだめなんだよ」

 -高寺には声を出せと言い続けていた。

 「まあ、去年は5人おったからね高校生が。食事も5人そろって食べて体重維持しろよって言ってたけど。高寺は1キロ落ちたけどさ、76キロから今75やねん。何とか75をキープしろって言ってる。ただあいつ食べるからね。小幡はちょっと食が細くて心配だったけど、あいつはよう食べるんで大丈夫。この運動量だからそりゃへばってると思うけど、よう頑張ってるよ」

 -表情も変わってきた。

 「うん、そうだね。都会の絵の具に染まっちゃダメだよってね(笑)上田西のままでええねん」

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