阪神・及川 西純に刺激「負けていられない」116球の投げ込み

 ブルペンで熱投する及川(撮影・北村雅宏)
 ブルペンで熱投する及川(撮影・北村雅宏)
 ブルペンで投球後、高橋コーチと笑顔で話す及川(右)=撮影・北村雅宏
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 「阪神2軍春季キャンプ」(4日、安芸)

 阪神の及川将貴投手がブルペンで第1クールでは自身最多となる116球を投げ込んだ。今キャンプでは150キロに迫る直球を取り戻すことをテーマに掲げる。

 この日の直球の威力は抜群。「ここ最近ずっとブルペンの感覚はいい。その中でも今日は確かに一番良かったです」と本人も納得の表情を浮かべた。

 受けた長坂も「ナイスボール!」と大きな声を張り上げる。それに応えるように、左腕ははにかんだ。最後の1球を投げ終えた後にも、最高の笑顔を見せた。

 「実際にスピードガンで見ないと分からないですけど、感覚は良くなってるので、球速は上がってきてるのかなと思います」とここまでの取り組みが実を結びかけている。

 この日、1軍の紅白戦では同期入団で同い年の西純が先発し、2回無失点の好投。「高校時代からライバルで、今もそういう関係でもある。負けていられない」と左腕は闘志を燃やした。

 平田2軍監督も及川を名指しで「『よしっ』と思うだろうし。1軍は実戦に入ってきたんだから、気にしなきゃ。気にならなかったらうそ。『見とけよ』と思ってるはずよ」と発奮に期待した。

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