阪神、春季キャンプでは入場制限 1日1000人、ファンサービスも自粛へ

 阪神は23日、来年度の春季キャンプの概要を発表した。1軍は沖縄県の宜野座村、2軍は高知県の安芸市で実施し、日程面は後日発表予定。場所に変更はなかった中、新型コロナウイルスへの感染予防策で1日あたり上限1000人という入場制限が設けられるなど、入場や観覧に関しては例年と異なる形となる。

 (1)入場・観覧エリアの制限。

 キャンプ地では、宜野座、安芸ともにメーン球場のスタンド席だけの観覧に制限される。宜野座、安芸共に観覧に開放されるのはメーン球場のスタンドのみ。サブグラウンド、ブルペン、室内練習場等のスタンド席以外の立ち入りはできない。

 (2)チームとのふれあい・ファンサービス、イベントの自粛。

 スタンド席のみの観覧という制限に伴い、監督・コーチ、選手等との直接のふれあいやサイン等のファンサービスを自粛。例年実施されているサイン会やステージイベントなども自粛。

 (3)球場スタンド席の入場制限と事前予約。

 スタンドでの密を避けるため、1日あたり上限1000人(宜野座・安芸とも)までの入場制限。宜野座、安芸ともにスタンドの数は2100~2200で、そこに関係者席などを組み込み、間引きして50%の入場と考えて1000人という制限に。座席は指定席ではない。なお、有事に備えた来場者の連絡先把握のため、および現地での入場制限による混乱を避けるため、インターネットでの事前予約制となる。予約は公式ホームページでの案内で先着順となり、1000人に達した段階でその日の受け付け終了となるが、申し込み開始は決定次第後日リリースに。

 (4)事前予約における申込金のお願い。

 観覧希望の方ができるだけ確実に観覧できるよう、転売や空申し込み(観覧する予定はないけどとりあえず申し込む)対策として、申込時に申込金(金額は現在最終調整中)の支払いが必要に。観覧当日には現地での受け付けの際に本人確認が実施される。なお、申込金は入場料や観覧料ではなく、観覧当日に申込金相当のグッズが手渡される予定。

 (5)入場時の検温およびスタンドの感染対策の実施。

 入場時に検温を実施し、発熱や体調不良のある方に関しては感染予防対策のため入場お断りに。なお、マスク不着用の方も入場できない。

 なお、CS放送やインターネットを用いた視聴サービス(虎テレ)等、来場できない方々に向けたサービスの拡充にも取り組む方向で、詳細等は後日発表となる。

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