阪神・糸井も…過去の減額2億円以上の選手たち

 阪神の糸井嘉男外野手(39)が9日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限40%を超える約54%ダウン、2億1500万減の1億8500万円プラス出来高でサイン。そこで過去に2億円以上の減額提示を受けた選手を振り返る。(金額は推定、敬称略)

 NPB史上最大の減額幅で話題となった。杉内俊哉(巨人)が15年オフ、5億円から4億5000万減となる5000万円で更改。減率90%の大幅ダウンだった。

 12年には、同じく巨人の小笠原道大が4億3000万円から3億6000万減となる7000万円。こちらも減率84%の厳しいものに。18年オフは、ソフトバンク・和田毅が3億減の1億円でサインした。

 また、2億円の減額提示を受けたのは10年の松中信彦(ソフトバンク)、11年の清水直行(DeNA)、16年の内海哲也(巨人)。松中は4億円から2億円、清水は2億5000万円から5000万円、内海は4億円から2億円となった。

 阪神での主な大幅減額を見ると、09年12月の矢野燿大(現監督)が減率67%となる1億4000万減の7000万円。11年の金本知憲も同じく1億4000万減の2億2000万円となった。

 一方、移籍を含めれば、オリックスから日本ハムへ移った金子弌大が18年オフにオリックスから5億円ダウンの1億円を提示され、自由契約の道を選択。最終的には、日本ハムと年俸1億5000万円プラス出来高払いの1年契約を結んだ。

 現時点で今オフの大幅減額は、糸井のほかに、オリックス・増井浩俊が1億減の2億円で更改している。

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