阪神・島本、来季は育成へ トミー・ジョン手術終え復活誓う 背番号は「120」

 今秋、横浜市内の病院で靱帯(じんたい)再建手術、通称トミー・ジョン手術を終えた阪神・島本浩也投手(27)が8日、球団から来季は育成契約を結ぶことが発表された。新背番号は「120」。

 島本は昨季、チーム最多の63試合に登板し、虎のブルペン陣を支えてきたが、昨年10月末に左肘クリーニング術を受けた。春先は2軍の安芸キャンプでスタートし、ウエスタン開幕戦・オリックス戦(甲子園)で登板していたが、ファームでのこの1試合のみの登板でシーズンを終えた。

 左の貴重な左腕。完全復活となれば、19年のようなフル回転が期待される立場だ。「今まで以上のパフォーマンスを出すことができるようにリハビリに励み、また甲子園のマウンドで投げる姿をみなさんにお見せできるよう頑張ります」と島本も意気込んでいる。

 今季まで背負った番号「69」はドラフト8位・石井が継承することが決まったが、再び支配下再登録を勝ち取り、2ケタの番号に返り咲きたい。

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