阪神・マルテ 復帰即先制2ラン 初打席でガツン 来季残留を猛アピール

 1回、先制2ランを放つマルテ。後方はガッツポーズする大山(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-広島」(21日、甲子園球場)

 左ふくらはぎ痛から復帰した阪神のジェフリー・マルテ内野手が、初回に先制の2ランを放った。復帰即、1打席目で今季3号アーチ。フルスイングで来季残留を猛アピールした。

 この回、先頭の近本が右前打で出塁。すかさず二盗を決めたが、さらに狙った三盗を失敗。チャンスが潰れたが、続く糸原が四球を選んで出塁した。

 ここで打席に立ったマルテは、1-1からの3球目。遠藤の高めに浮いた131キロのスライダーを狙った。フルスイングした打球は、そのまま左中間スタンドに到達。7月4日・広島戦(マツダ)以来の3号は、甲子園球場では昨年9月11日・ヤクルト戦以来。

 ケガで離脱期間が長く、現時点で来季去就は流動的。テスト的な意味合いもある試合で、初回から結果を残して残留をアピールした。

 このマルテの一発で今季チーム100号を記録。阪神の3けたアーチは113本をマークした2017年以来、3年ぶりとなった。

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