阪神 ドラ2井上にプロの洗礼 球団52年ぶりデビュー戦は大野雄に3タコ2三振
「中日3-0阪神」(14日、ナゴヤドーム)
ドラフト2位ルーキー・井上のプロデビュー戦は、好投手・大野雄の前に無安打に終わった。
ウエスタン2冠の看板を引っ提げて1軍に初昇格を果たし、「7番・右翼」でのスタメン出場。初打席は二回2死一塁の場面。カウント1ボールからの2、3球目をスイングして連続で空振り。2ストライクに追い込まれると、続く4球目にもバットが空を切り、空振り三振に倒れた。
五回1死走者なしの2打席目は力のない打球での一塁ゴロ、八回の3打席目も三球での空振り三振に倒れた。
井上は1997年の浜中以来、23年ぶりとなる高卒1年目野手のスタメン出場。高卒ルーキーの初出場初スタメンは1968年の川藤以来、実に52年ぶりだった。
この試合でプロ初安打を放てば、高卒ルーキー初出場初スタメン初安打は球団史上初の快挙だった。