阪神・岩田 七回途中無失点 勝利投手の権利を得て降板

7回、中日・シエラを併殺に打ち取り、ガッツポーズをする阪神・岩田=甲子園(撮影・田中太一)
先発し、力投する阪神・岩田=甲子園(撮影・田中太一)
2回、中日・高橋周平の放ったゴロにグラブを差し出す阪神・岩田=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-中日」(1日、甲子園球場)

 今季2度目の先発となった阪神・岩田は七回途中4安打無失点、勝利投手の権利を得てマウンドを降りた。

 序盤3回は打者9人に対しパーフェクト投球。2奪三振、ゴロアウト7個で持ち味の打たせて取る投球を披露した。

 両チーム無得点で迎えた中盤・四回。先頭・大島にこの日、初安打を許す。さらに京田への4球目。二盗を決められ無死二塁のピンチを招いた。

 それでも京田を中飛に抑えると、二走・大島が飛び出しアウト。ピンチが一転、一気に2死となり、アルモンテも初球で二ゴロに仕留めた。

 五回は2死から味方の失策と、安打を許し一、二塁。それでも落ち着いた投球で木下を三ゴロに斬った。

 六回も三者凡退。するとその裏、打線が待望の先制点を挙げる。七回は先頭こそ出したが、シエラを併殺打に抑える。ただ、高橋に内野安打を許したところで降板。エドワーズにバトンを渡した。助っ人右腕が6番・阿部を空振り三振に斬り、この回も無失点とした。

 打線は六回に1点を先制。19年7月5日・広島戦(甲子園)以来の白星を目指す左腕は、勝ち投手の権利はつかんだ。あとはベンチで勝利を願う。

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