【西山秀二氏の眼】阪神 好守連発はチームが一体になった表れ

 「ヤクルト3-9阪神」(27日、神宮球場)

 新型コロナウイルス感染者が出て厳しい状況の中、阪神の北條や近本、サンズの守備は、みんなで何とかしようという思いが表れたプレーだったように感じた。今いる選手が一体となり、勝ちたいという方向に気持ちが出たことが快勝につながったが、こういうプレーを見せてくれるとファンも感動するはずだ。

 首位・巨人とのゲーム差も開き、気持ち的にも難しい。それでもこの日のように必死にプレーしていけば、いい結果が出てくるはず。コロナで離脱した選手が戻ってきた時に、もう一度巨人と勝負をできるように、とにかく踏ん張るしかない。

 好守を見せた近本は、打撃でも走塁でもいいプレーを見せてくれた。初回の打撃ではしつこく粘って右前打を放ち、盗塁も決めた。捕手の視点から見ても、こういう打者は一番嫌なものだ。近本はパンチ力も備えているだけに、私としては来年以降も1番打者としてチームを引っ張っていく存在になってほしいと願っている。

2023-11-05
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