阪神・矢野監督、先発青柳に「一番大事な打者に向かっていくというところが…」

5回、試合を見つめる矢野監督。手前左は青柳=東京ドーム(撮影・堀内翔)
5回、巨人・若林に適時打を打たれた阪神・青柳=東京ドーム(撮影・堀内翔)
5回途中、降板する青柳(左)=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「巨人7-6阪神」(16日、東京ドーム)

 前夜自力優勝の可能性が消滅した阪神が連敗を喫し、今季の巨人戦カード勝ち越しが消滅した。13年連続の巨人戦カード勝ち越しなしが確定した。

 阪神・矢野燿大監督は4回0/3を6安打5失点と崩れた先発・青柳に苦言を呈した。

 「青柳がまずリズムを作ってくれないと。もうこれだけ投げてる立場やし、チームを引っ張るというようなところを俺らとしても期待したい。上手くやろうとしてて、そっちが先行しちゃって、一番大事な打者に向かっていくというところが、あまり感じられなかったかな」と話した。

 巨人は左打者をずらりと並べた。「左バッターというのは、並べられるのはこっちが変えられることじゃないじゃん。バッターに向かっていくことは自分で作っていけることだから。(左打者9人とか)関係ないやん」と説明する。

 下位打線に捕まったことにも「やられ方は一緒。四球を出してやられるとか、自分のミスとかさ。それはうまくやられたということにはならないと思う」と言い切った。

 東京ドーム9連敗はなんとしても阻止したい。「それはもう、俺らは毎試合そう思っている。こうなって阪神ファンのみなさんには腹立たしい思いをさせていると思うんで。それは重々承知しているんでね。できること、目の前の試合を目いっぱいいくしかないんでね。ずっとそれしかないんで。やりきります」と前を向いた。

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