阪神・藤浪、四回途中5失点で無念のKO 前回11失点のリベンジならず

4回、藤浪はピンチを広げ降板する(撮影・山口登)
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 「阪神-広島」(13日、甲子園球場)

 阪神・藤浪が四回途中5安打5失点で降板となった。球数は63、2与四球、2奪三振だった。

 2点リードの四回、1死から坂倉、曽根に連打を浴び、代打・長野に四球を与え、1死満塁となったところで交代を告げられた。

 この後、2番手馬場が大盛に2点二塁打を浴び、同点とされた。

 藤浪は球団を通じて、「初回につまずいてしまい、その後はなんとか粘りたいと思い投げていましたが、野手の方が逆転してくれた中で、早い回で降板してしまい申し訳ないです」とコメントした。

 立ち上がりから安定感を欠いた。初回は1番大盛に右前打、1死後、堂林に四球。1死一、二塁から鈴木誠3ランを浴びた。154キロを完璧に捉えられ、弾丸ライナーで左翼スタンドへ運ばれた。

 二回は先頭曽根に左越え二塁打を浴びた。1死三塁を背負ったが、1番大盛は137キロカットボールで空振り三振、続く田中広は一ゴロに打ち取った。

 三回は先頭堂林を134キロカットボールで空振り三振に斬った。続く鈴木誠に対しては3ボールとカウントを悪くしたが、フルカウントからの154キロで二ゴロに打ち取った。最後は天敵の5番松山を右飛に仕留めた。

 直後に打線が3点を奪って逆転。2017年4月27日・DeNA戦以来1235日ぶり甲子園白星が見えたが無念の降板となった。

 藤浪は前回5日に登板した巨人戦では五回途中11失点で敗戦。巻き返しを誓ったマウンドで結果を残せなかった。

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