阪神・藤浪、3回7失点 交代せず打席に立つ

3回、巨人・丸に押し出しとなる四球を与え、マウンドで険しい表情を見せる阪神・藤浪=甲子園(撮影・北村雅宏)
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 「阪神-巨人」(5日、甲子園球場)

 阪神の藤浪晋太郎投手が2点差で迎えた三回、押し出し四球など2四球と、5本の安打を集中されて5点を失った。

 二回、2本の二塁打などで2点を失うと、続く三回だ。先頭の坂本に左前打を浴びると、1死を挟んで亀井にも中前打を浴びた。試合開始前に降った雨の影響で、この打球が芝生で弾んでイレギュラー。一走・坂本に三塁まで進まれた。

 記録は中堅・近本の失策となった。チームとしても両リーグワーストの48個目の失策。ミスも響き、続く岡本にはストレートの四球を与え、1死満塁。丸にもストライクが入らず、3-1から押し出し四球を与えた。

 続くウィーラーには、直球を狙い打たれて左前適時打で2点を失う。さらに大城にも中前適時打、続く吉川にも左前適時打を許した。ストライク、ボールで厳しい判定もあったがこの回、打者一巡の猛攻を浴び、三回までに計7失点。三回裏に打席が回ってきたが、そのまま打席に立ち四回のマウンドに上がった。

 藤浪の7失点は18年6月3日の西武戦(メットライフ)以来、自身6度目。自己ワーストは16年7月8日の広島戦(甲子園)の8失点。

 この4連戦中に自力優勝の可能性が、消滅することはなくなった。ただ、首位巨人とのゲーム差は6・5。逆転優勝に望みをつなぐため、負けられない戦いが続いている。

 2016年4月5日(東京ドーム)以来、1614日ぶりの巨人戦勝利、2017年4月27日のDeNA戦以来、実に1227日ぶりの甲子園での勝利を目指すマウンドだったが、序盤から苦しい戦いとなってしまった。

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