阪神 オリックスから加入の小林が会見 いち早く西勇から歓迎LINE

入団会見で質問に答える阪神・小林慶祐=29日午後、兵庫県西宮市(代表撮影) 
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 オリックスから阪神にトレードで加入した小林慶祐投手(27)が29日、西宮市内の球団事務所で入団会見に臨んだ。背番号は56。新天地に向けて「どんな形であれ、場面であれ、投げる際にはチームの貢献のことを考えて、僕の全力のプレーでチームの勝利に貢献できたらなと思います」と意気込みを語った。

 幼少期は阪神ファンの祖父と神宮球場で試合観戦したこともあり、「そういう球団に入れたのでうれしく思います。藤川投手、JFKが強い印象があります」と振り返った。

 矢野監督からは電話で「期待している」と激励され「頑張っていきたい」。オリックス時代に同僚だった西勇からも前日に「ようこそ」とLINEが届いた。「トレードが決まった時にいち早く連絡していただいて、何かあったら相談してくれと言われたのですごくありがたいです」と感謝した。

 阪神ファンのヤジも歓迎だ。「期待してくれて言ってくれていると思うので、それも受け止めます」とハートの強さをアピール。またベルギー生まれと紹介されたが、「2年間しかいなかったので海外の記憶は全くない。日本語しかしゃべれないです」とタジタジになる場面もあった。

 同席した谷本球団本部長は「連戦も控えている。速い球を投げられるピッチャーは貴重。ブルペン陣の貴重な戦力になってくれると確信している」と期待を込めた。30日からチームに合流予定だ。

 小林は八千代松陰から東京情報大を経て、日本生命に入社。16年度ドラフト5位でオリックスに入団した。187センチの長身から投げ下ろす150キロ近い直球とフォークなどを武器とする右腕。1年目の17年は35試合で2勝1敗、防御率3・98で中継ぎの一角を担い、今季は7試合で0勝0敗、防御率4・05、通算成績は69試合で2勝3敗、5ホールド、防御率5・25だった。

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