阪神・高橋 プロ最長タイ8回1失点で2勝目!3戦連続HQS

 スタンドのファンに手を振る阪神・高橋=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神5-1中日」(25日、甲子園球場)

 阪神の先発を務めた高橋遥人投手(24)がプロ最長タイ8回を投げ、6安打1失点。2勝目を飾った。3試合連続のハイクオリティースタート(7回以上自責点2以下)となる好投を披露した。

 初回は5球で料理した。先頭の大島、平田を1球で三直、一ゴロに抑えると、3番・アルモンテは決め球に148キロ直球を投じ、3球三振。立ち上がりは“圧投”していた。

 試合前、高橋は「回の先頭打者を出さない」ということを一つのテーマに掲げていた。直後の二回は先頭打者・ビシエドに右前打を許し、出塁を許してしまった。続く藤井にも右前打、エンドランを決められ無死一、三塁となり、続く阿部の遊ゴロ併殺打の間に先制点を許してしまった。

 ただ、陽川の同点犠飛やサンズの勝ち越し適時打が生まれ、援護点をもらった高橋。1点リードの五回にも同じようなシーンがあった。先頭の郡司には8球投じ、四球。マウンド上で悔しさが表れた。その後、小笠原に投犠打を決められ二塁に走者を進められる。1死二塁と同点のピンチを迎えた。

 ただ、高橋は気合が入っていた。大島を空振り三振に抑えると、続く平田の打球は三遊間を襲ったが、遊撃・木浪が逆シングルでうまくさばき、一塁に送球しアウト。相手に流れを渡さなかった。

 今季2勝目の権利を持ってマウンドを降りた。前回18日・巨人戦同様最少失点に抑えた高橋。今季3試合で22イニングを投げ、失点は2。抜群の安定感のある投球で、チームを支え続けている。

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