阪神・ボーアが10号2ラン 甲子園の浜風ものともせず

 6回、2ランを放つ阪神・ボーア=甲子園(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-中日」(25日、甲子園球場)

 阪神のジャスティン・ボーア外野手が2点リードの六回、中押しとなる2ランを放った。これで節目の10号に到達。先発の高橋にも貴重な援護点になった。

 この回、1死から大山が中前打で出塁。続く打席に入ったボーアは初球。真ん中高めに浮いた139キロを見逃さなかった。フルスイングした打球は、球場に響く衝撃音とともに、右翼スタンド一直線。強く吹く浜風もものともしなかった。

 21日のヤクルト戦以来、3試合ぶりの本塁打。甲子園では7月15日のヤクルト戦以来となった。

 「久しぶりの甲子園で、ファンが求めているのはホームランだと思うから、その期待に応えることができて良かったよ。ファイアボール!」

 ベンチ前では4度のファイアボールポーズ。最後はテレビカメラの前で、小さくポーズを繰り出すなどおどけて、喜びを爆発させた。

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