阪神・西勇、8回2失点で1カ月ぶりの3勝目

広島に勝利し、仲間とエアタッチを交わす阪神・西勇(中央)(撮影・高部洋祐)
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 「阪神10-2広島」(15日、京セラドーム)

 阪神・西勇は8回4安打2失点。打線の援護にも恵まれ、7月18日・中日戦(甲子園)以来の3勝目を挙げた。

 初回はテンポ良く三者凡退と上々の立ち上がり。ただ、先制点をもらった直後の二回。先頭の4番・鈴木誠にソロを浴びる。

 三回は難なく三者凡退。ただ、打線が貴重な3点目を奪った直後の四回。先頭・長野に右中間三塁打を打たれると、続く4番・鈴木誠の中犠飛でまた1点差に迫られた。

 五回は先頭・菊池を内野安打で出塁させるが後続を打ち取る。すると打線は五回に糸井、ボーアの適時打で2点を追加。さらに六回にも3点を奪い6点差となった。こうなると西勇のペースだ。

 六回以降は緩急を使いながらテンポ良くストライクゾーンへどんどん投げ込みアウトの山を築いた。110球の力投を見せた。

 前回登板も8日・広島戦で大瀬良との投げ合い。6回1失点と好投を見せたが、自身に勝ち負けは付かずチームは敗れた。ただ、広島戦は相性が良く、この日の試合前まで通算7勝1敗。19年5月17日から7戦負けなしの4連勝中だ。その相性通り鯉打線を手玉に取った。

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