阪神・望月 悔しい今季初失点…反撃ムードに痛恨ソロ被弾
「DeNA6-4阪神」(10日、横浜スタジアム)
背信の投球だった。2点ビハインドの五回、2番手でマウンドに上がった阪神・望月。試合の流れを引き寄せたい場面だったが、今季登板9試合目で初失点を喫し、起用に応えることができなかった。
精彩を欠いた。反撃へのリズムをつくるために託された登板。先頭の宮崎を二ゴロに抑えたものの、続く佐野には初球、真ん中に甘く入った直球をフルスイングされた。完璧に捉えられた打球は中越えに運ばれるソロ。痛恨の一撃を食らった。
さらに連打を浴びて1死一、二塁。続く高城に四球を与えて満塁とすると、大和にもフルカウントからの9球目が低めに外れて押し出しのフォアボールで2点目を失った。求められる修正能力。ゼロ行進へ再スタートとなった。