阪神・矢野監督 力投の藤浪は「一番収穫」ミスの北條は責めず

勝利に沸くヤクルトナインを尻目にグラウンドを後にする矢野監督
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 「ヤクルト6-0阪神」(30日、神宮球場)

 阪神が8カードぶりに負け越し。先発藤浪の115球の熱投は報われなかった。

 藤浪は7回8安打4失点(自責1)、2年ぶりの2桁10奪三振もマークした。矢野監督は「特に3回以降は素晴らしい投球だったし、勝てる中身の素晴らしい投球だったし、それが一番収穫かな」と評価した。

 七回は守備が乱れた。北條の失策をきっかけに1点を失い、さらに、上田の飛球を中堅近本と交錯した北條がポトリ。2点を失った。

 矢野監督はミス連発の北條を責めることなく、「次うまくなるようにやるしかないし。あいつ自身が一番、悔しいと思うんでね。その悔しさを練習にぶつけて、その結果を試合に出すしかない。前向いてやっていってくれたらと思います」と背中を押した。

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