阪神連敗 藤浪力投も2敗目 打線援護できず守備も乱れて8カードぶり負け越し

 「ヤクルト6-0阪神」(30日、神宮球場)

 阪神が8カードぶりに負け越しを喫した。勝率は5割に逆戻り。先発藤浪の115球の熱投を見殺しにした。

 藤浪は7回8安打4失点(自責1)。最速154キロの直球を軸にカットボール、スライダー、フォークなどを交えて、四球はわずか1、10三振を奪った。スタメンに左打者8人を並べたヤクルト打線相手に好投し、復調を印象づけた。

 藤浪は二回1死二塁から吉田大成に左翼線二塁打を浴び、先制点を献上。その後は気迫あふれる投球を展開し、4イニング連続無失点に抑えた。

 0-1の七回に落とし穴が待っていた。先頭宮本を北條の失策で出塁を許すと、2死一、三塁から投手強襲の内野安打で追加点を与えた。さらに、上田の飛球を中堅近本と交錯した北條がポトリ。さらに2点を失った。

 打線は先発・高橋の前に沈黙した。1点を追う三回2死二塁から陽川が遊ゴロに倒れると、四回1死二塁では4番大山が一飛、5番ボーアは2打席連続三振に倒れた。4点ビハインドの八回1死満塁のチャンスでも陽川は二ゴロ併殺に倒れた。

 打線は初戦に今季最多20得点を奪ったが、2戦目は1得点。この日も無得点。17イニング連続無得点。“打ち疲れ”の症状が続いている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス