阪神・大山 先制6号2ランで藤浪援護「同級生の晋太郎が投げていますし」

1回、中越えへ先制2ランを放つ大山(撮影・田中太一)
 1回、大山は中越えに先制2ランを放つ(撮影・山口登)
1回、先制2ランを放った大山は藤浪とタッチを交わす(撮影・田中太一)
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 「阪神-広島」(23日、甲子園球場)

 阪神が4番・大山悠輔内野手の6号2ランで先制点を奪った。

 初回、2死一塁。カウント2-2から相手先発・森下が投じた内角寄り129キロのチェンジアップをフルスイングした。打球は高々と舞い上がり、バックスクリーン左に着弾。21日の広島戦以来となる一発で先制点を奪った。

 豪快な先制アーチに「今日は同級生の(藤浪)晋太郎が投げていますし、何とか援護したいと思っていたので、先制点を取ることができてよかったです。昨日のミスも取り返したいと思っていますし、まだ序盤なので、守備も打撃も頑張ります」と357日ぶり先発の同級生を援護する貴重な一発となった。

 前日22日の同戦では、1点リードの九回に一塁へ悪送球して逆転を許した。また、この日、ここまでチームをけん引してきた主将・糸原が右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折して出場選手登録を抹消。予期せぬ離脱で大きな痛手となったが、若き大砲が初回からたくましさを見せた。

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