阪神・青柳、防御率トップも無念初黒星 打線援護なく、救援陣10戦連続失点

 6回、青柳は中日・阿部に先制適時打を許す=ナゴヤドーム(撮影・山口登)
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 「中日5-0阪神」(30日、ナゴヤドーム)

 阪神の先発・青柳晃洋投手は6回4安打1失点と好投したが、打線の援護がなく今季初黒星を喫した。前回23日のヤクルト戦(神宮)では6回1安打無失点で勝利投手に。今季2試合12イニング1失点で、防御率は12球団通じてトップの0・75となった。

 青柳は毎回のように走者を出しながら、粘りの投球を続けたが、六回に捕まった。2死一、二塁から阿部に対して、フルカウントから内を突いたツーシームを、しぶとく右前に運ばれた。詰まった打球が逆に災いし、二走・平田が悠々とホームに生還。「試合の入りはよかったのですが、自分自身のミスを含めて走者をためてしまったのは反省です」とコメントした。

 一方で、2番手・能見が七回にアルモンテに満塁本塁打を浴びるなどリリーフ陣は、12球団唯一、開幕から10試合連続失点が続いている。

 防御率では西勇も1・38でリーグ5位に入る。先発陣が好投してながらも、勝てない試合が続く阪神。救援陣の立て直し、そしてリーグワースト1試合平均1・9得点の打線には奮起が求められる。

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