阪神株主総会 藤浪は「周りがちやほやさせすぎ」高卒選手を「大事に育てて欲しい」
阪急阪神ホールディングス株式会社の定時株主総会が17日、大阪市北区の梅田芸術劇場で開催され、295人の株主が出席した。例年行われる質疑応答では、新型コロナウイルスに感染した藤浪晋太郎投手(26)についての苦言を呈する場面や若手選手の育成に関しての言及があった。
男性株主は「(新型コロナウイルスの影響で)役員の皆さんも株主も頑張っている中で、自制できなかったな。藤浪君は悪くない。周りがちやほやさせすぎ。(選手寮の)虎風荘に入れとけばそんなことならん」と指摘。続けて「今年は高卒の子をいっぱい取った。大事に大事に育ててほしい」と若手の慎重な育成を求めた。
阪神電鉄の百北常務取締役は「株主の皆様、ファンの皆様に多大なご心配をおかけしましたことを改めまして、この場を借りてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。藤浪選手をはじめ、罹患した選手も軽率な行動をとった結果、多くの方々にご迷惑をおかけしたと深く反省しておりまして、野球のプレー、結果で取り返したいと申しております。是非、今後の活躍を応援していただけたらという次第です」と謝罪した。
他にもタイガースに関する質問としては、「株主にチケットを優先的に販売できないか」などの意見も出た。
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