元阪神・片岡氏 阪神の“長期ロード”も無観客も「大丈夫」
前阪神ヘッドコーチの片岡篤史氏(50)が13日放送のカンテレのスポーツ番組「こやぶるSPORTS」にリモート出演。プロ野球開幕を直前に控え、矢野阪神の順位を予想した。
新型コロナウイルスに感染した片岡氏は4月24日に退院。番組冒頭に「ご心配おかけしましたが、もう元気になりました」と報告した。そしてレジェンド解説者として掛布雅之氏、田尾安志氏、金村義明氏とともに順位予想を行った。
片岡氏は巨人の優勝、阪神を3位と予想。「巨人に勝ち越せば、順位は変わってくる。セ・リーグは、ヤクルト以外はどこが上位に来てもおかしくない戦力。試合数が少なくなってクライマックスがないことで、開幕からの先行逃げ切り、スタートダッシュのいいチームが上位に来ると思います」と説明した。
今季の阪神は、開幕から異例の5カード連続ビジターでの試合が続く。これについて掛布氏が「1カ月間、ホテルに缶詰めなわけですよ。野球の以外の部分ですごく心配。グラウンドで闘って、いい思いも悪い思いもした選手がそのままホテルに帰って、悪い負の連鎖は絶対にありますから」と心配したが、片岡氏は現役時代を振り返り、「大丈夫」とした。
片岡氏は“長期ロード”は「楽だった。良かったですよ」と話す。「(夏場の)甲子園は練習でバテてしまう時がある。ビジターでは短い時間で集中してできますし。外出ができず気分転換できないことはちょっと心配ですが、今の選手は部屋でゲームをしたり真面目な選手が多いので心配ない」と強調した。
当面、無観客試合となることについても言及。「阪神の場合、ダメな時は(ファンが)ヤジるじゃないですか。神宮(球場)の帰りなんかはヤジり倒されるんですよ。負けるとね。それがないだけでも僕は一番安心していますよ」と答えた。
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